求人情報の見方B勤務時間

本当の勤務時間を読み解く

 

看護師の方が病院、医療機関でお仕事をされる際
多くの方がチェックする勤務時間の項目。
求人票に書かれている表現から「本当の勤務時間」が
ある程度推察できる場合があります。

 

たとえば、求人票に書かれている残業の意味合いです。

 

定時に業務を終了出来る程度の、仕事量であればいいのですが
時にはとても終了できない分量の仕事を、時間内にこなすことが
前提になっている場合もあるようです。

 

 

私が以前みつけた求人で、「やりがいのある」という表現を
やけに使っていた病院に見学に行ったとき
その意味が分かりました。

 

もう看護師たちが走り回っていましたね。
相当な仕事量を抱えているのが分かりましたし
手技のスピードをみても、どれだけ忙しいのかが
ビシビシ伝わってきました。

 

やりがいありすぎでしょうとお断りしました。

 

その時「やりがい」というワードは
相当効率的に業務をこなさないと、定時に終われないことを
オブラートに包んでいるものと悟り

 

それ以降「やりがい」というワードを使っている病院を観察しましたが
どこもそのような傾向にありました。

 

 

また「残業なし」「残業ほぼなし」より「残業6時間」などと
具体的な時間が示してあるとなんとなく安心しませんか?

 

でも実は要注意です。

 

時間が書いてあるのは、残業があるのが大前提の上
時間を短く表示している場合もあります。

 

「残業なし」「残業ほぼなし」とハッキリしている方が
以外に信頼度は高かったりするのです。                

 

 

申し送りは勤務時間内に含まれているのか

 

もうひとつ確認していただきたいのが、
申し送りのタイミングです。

 

交代のタイミングは、勤務時間内に設定されているのか
それとも勤務時が終わってから設定されているのか
ということです。

 

交代するときのタイミングに30分程度の重複があれば
申し送りが勤務時間内に設定されていると考えられます。

 

しかし交代要員が勤務をスタートする時間が
あなたが仕事を終える時間とほぼ同じなら、
申し送りの時間は追加で仕事をすることになります。

 

 

申し送りが行われる場合の例をとりましょう。

 

3交代制とは日勤、準夜勤、深夜勤と勤務時間帯が
分かれます。

 

日勤は8時から16時45分、準夜勤16時から0時45分
深夜勤は0時から8時45分となっていれば

 

それぞれの勤務帯が45分ずつ
重なっている部分があるので、申し送り時間が
勤務時間に入っていることがわかります。

 

これが、それぞれの時間帯に重なる時間がなければ
勤務時以外に申し送りの時間をとる必要があるので
実質、勤務時間が長くなる可能性があります。

 

そのような場合は事前に
確認をとっていただいた方がよいと思われます。

 

小さなことのようですが、こういう点の確認不足が
現場でのミスマッチにつながりかねません。

しっかり確認するようにしましょう。                             

 

 

看護協会の再就職実態調査によると
(24年から遡って3年の間にナースセンターを通して
再就職した看護師対象/26年公示)

 

入職後に、時間外労働のギャップを感じた看護師は37.2%
勤務形態のギャップは23.9%となっています。

 

このギャップを生まないためには
しっかりと確認することが大切です。

 

時間外労働は、看護師が入職後にもっともギャップを
感じることの多い項目です。

 

確認を三段階で行いましょう。

 

コンサルタント→現場の看護師→病院

 

申し込み前に、転職サイトのコンサルタントに聞きます。

コンサルタントから、実際働ている看護師からの「内部情報」を収集します。

病院見学や面談の時に、病院側に確認します。

 

三段階の確認で、本当の勤務時間情報を得ながら
転職活動を進めましょう。

 

 

 私はこのようにコンサルタントの力を借りました